出かけておりますしばらくお待ちください(=ↀωↀ=)

わかりあえなくても取り敢えずは惑星のように存在し合えるそんな状態

High School Life

高校のとき

教科書をもらい

歴史の教科書をぱらぱらとめくって

なんか面白いなと思って読んでたら

あらかた内容を覚えてしまった

 

それから歴史の授業中だけは

ほかの教科の宿題をする時間にした

先生は笑いながら僕を質問責めにするけど

全部まじめに答えていたから

それ以上はなにも言われなかった

 

 

僕は中学から苦手な科目が多すぎて

落ちこぼれてしまっていた

 

高校は好きな友達が居たから普通科

行きたかったけど

親に無理やり工業高校に

行かされて更に勉強への意欲を

失った

 

 

工業高校は就職が前提なので

いろんな専門教科を習います

実習では

旋盤、鋳造、鍛造、溶接、製図、

それにFORTRANというプログラミング言語を使って

紙テープに座標を打ち込んで

メダルを作ったりした

 

でも僕は基本的にそれらの専門教科が

大嫌いで

その日の授業が終わってから

参加してた吹奏楽とは名ばかりの

ブラスバンドもどきの活動の方が

楽しかった

 

同じ文化部の美術のやつとも親交があって

部室は『おたくたち』の溜まり場だった

音楽おたく  → 洋楽、ジャズ、ハードロックとか

二次元おたく →アニメ、漫画、またはそれらのテーマソング

 

部室に来るいろんな人たちと

いろんな話をしてると

自分の見識が広がって

毎日が本当に楽しかった

 

そのクラブの顧問の先生は

住職と教師を兼任していて

ものすごく面白い人だったけど

2年くらいで転勤して行った

 

それと同時にそれまで部室として

使用していた視聴覚室から追い出され

校舎の端っこの階段の下のスペースを

外に拡張して、なんとか雨が降っても

楽器が濡れないように練習できる

ようにしてもらって

 

そっちに移動してからは

よその部の人たちも遊びに来ることは

あまりなくなり

新しい顧問も合唱がやりたい

年中つぶやくような人だったので

新入部員もあまり入らなくなった

 

 

卒業して就職して

しばらくしてから

クラブの顧問が転勤して変わった理由を

知った

 

それは大人同士のあやまちなんだけど 

 

僕はウブな高校生過ぎて

そんなの全くわからなかった

 

しかも高校はそのいとこの家から

通っていたのにね

誰も僕に教えてくれなかったし

僕もまわりに無関心過ぎたみたい