出かけておりますしばらくお待ちください(=ↀωↀ=)

わかりあえなくても取り敢えずは惑星のように存在し合えるそんな状態

Mansion

父親の家は大きかった

小さい町の市街地の中なので

そんなに土地はいうほど広くはないんだけど

建物自体のなかにたくさん部屋があった

でももう古い建物で

使っていなくて鍵をかけた部屋がほとんどで

日当たりとか考慮してないので

ほの暗い場所がほとんどだった

まだ僕が小さかった頃は

もっとたくさん人が住んで居たんだけど

気がついたら二家族に減っていた

その家族も、僕が暮らしていく間に

いろいろあって自分の家族以外は

誰も居なくなってしまった

 

 

 

昔は大きな病院をやっていたらしくて

 

おじいさんが病院をやめてからは

 

父親がいろんな事業をして遊んで食いつぶして

 

その後、自宅をアパートに改装した名残だったみたい

 

 

 

自分ではわからなかったけど

 

なんかお化け屋敷

 

思われて居たかも知れない

 

 

 

 

 

 

 

自分の学校の友人で

 

デパートの店長クラスの人が父親の人が居て、

 

家の入り口にプールがあって

 

お風呂とトイレがいっぱいあって

 

家にお手伝いさんがいて

 

好きなものはなんでも買ってもらえる為に

 

すごくわがままな性格

 

誰にも相手にしてもらえないから

 

なぜかいつも僕が

 

その相手をさせられていたんですが

 

 

 

ある時、家に遊びに招待されて

 

あまりの金持ち度にびっくりさせられ

 

ご飯をご馳走になり

 

帰りは、お手伝いさんの運転で送ってもらいましたが

 

 

なんか夢の中に居るようでした

 

 

 

世の中って不公平だなとは思いましたが

 

その子はちょっとした障害も抱えていたり

 

したので、まあいろいろあるよねって

 

思いました