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わかりあえなくても取り敢えずは惑星のように存在し合えるそんな状態

Typhoon Page (1990)

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台風28号 平成2年

 

 

今年は台風や豪雨が

関東に集中的に来て

 

もともと沼地や池や川だったところは

それなりの浸水被害を受けられていて

やっぱり

 

ブラタモリ ではないけれど

 

 

 昔の地形に興味を持つのは大事な事だなと思います

 

 

 

 

 

昔、まだ僕が二十代のピチピチしていた頃

 

11月の下旬に台風がやって来ました✌️

 

 

 

その日はたまたま職場の忘年会があった日で

12月に入ると会場が取りにくくなるので

なんか早めにやってしまおうという幹事の提案で

開催されました。

 

 

 

どうせ季節外れの台風だし

 

大した事ないんでしょ? 

 

とみんなで高を括っていたんですよね

 

 

 

 

ところが忘年会の乾杯も済んで全員にお酒が入った頃

 

だんだん風雨が激しくなって来ました

 

 

そこに、部長宛に緊急の電話がかかってきました

 

 

 

 

なんか工場の排水系が溢れて浸水しそうなんで

 

至急戻って夜通しの監視をしてくれ!

 

 

 

という内容でした。

 

 

全員 貸切バスで会場のホテルに行っているので

飲酒運転とかの心配はあんまりないのですが、

少々みなさんほんのり酔ってはいらっしゃいましたが

緊急事態なので覚めつつもありました

 

 

それで工場組織なので

緊急の時は、防災団的なグループの役割があります

 

 

若手はもちろん何かに所属してこき使われます

 

 

部長はその指揮監督の立場になるわけです

 

 

 

まだみんなホテルの会場ですが

続々と部長から指令を受けて現場に向かおうとします

 

それで自分なんですが

 

実はどこにも所属して居ませんでした

 

その頃は第二次ベビーブームの世代が就職していて

どこの職場も 若い人だらけだったんですよね

 

僕はまだ存在感が無くて影も薄くて

それに頼りない感じだったので

役からは外されていました

 

もちろん後輩はいっぱい居てみんな何かの役になっていました

 

 

情けないですね〜(T . T)

 

 

 

僕が職場で覚醒するのはもっと後で

その後 先輩や同期や後輩が 大量にやめて人が減って

4〜5年後の頃からです。

 

 

 

なので、若い人間は自分と女の子だけ残っていて

恥ずかしかったので

 

部長に恐る恐るこう聞きました

 

 

あの〜僕はどこに行けばいいでしょうか?

 

(╹◡╹)?

 

 

 

 

 

部長は少しイラっとした顔をしてからこう言いました

 

 

あんたはいいですわ!!

(イントネーションは関西弁で)

 

 

 

余程役に立たないと思われたんですよね

事実その頃はそうだったんで

そう言われても本当に仕方がありませんでした

自分に自信がなかったし。。。。(T . T)

 

 

 

でもその時の自分は本当に落ち込んで

帰りのバスの中でも小さくなって

寮に戻ってからも心の中でシクシク泣いていました

 

 

いま思い出しても悲しいです。。。。。。

 

 

 

翌日 台風は本州を抜けて

普通の低気圧になって去って行きました

 

もう世間は 12月の師走になっていました

 

 

同僚たちはみんな夜遅くまで防災の作業をしていて

後輩からは

 

昨日どこに行ってたんですか?

 

と聞かれて返答に困ったりして

 

早く忘れてしまいたい黒歴史となってしまった

季節外れの台風の事件です。