出かけておりますしばらくお待ちください(=ↀωↀ=)

わかりあえなくても取り敢えずは惑星のように存在し合えるそんな状態

Let me tackle it

出張が苦手で 出来るだけそういう話から

逃げ回っていた 

たとえそれが 自分の昇進に関わる話でも

 

 

あるとき上司がグループ全員集めてこう言った。

 

県外の工場で製造された新製品をユーザー様に使用して頂く際に

測定サンプル数を増やしてくれと言われたのだけど、

(つまりそれほどまだ製品について信頼してくれていない)

 

それを工場側に伝えた所、

『そんなに多いサンプル数はこなせないから誰か手伝いに来させろ』

 

(検査室は女性ばかりなので無理がきかない、特に御局様がうるさいw)

 

 

 

つまり誰か Troubleshooting(問題解決及びその手法)に

行ってくれないか?

と言うことだった。

 

 

で、それを聞いた途端に全員、貝のように黙ってしまって

静かになってしまった。

それがなぜが面白くて笑ってしまいそうになった。

 

 

僕は出張は嫌いなんだけど測定関係の仕事は大好きで

そこの県の工場の人たちは主張ははっきりするけど

やることはちゃんとやる人たちだったので

心情的に共感していたし

 

もともとは外資系と資本を折半して作った会社の工場なので

雰囲気も少し違ってさばさばしていたのが

とても好きだったw

 

だから製造中にトラブルでまわりがくずだらけになった時でも

一緒に行ったおっさんたちは黙って見ているだけだったけど

僕は積極的に片付けを手伝ったりして雰囲気は良かった。

 

 

というのがあって即答で

 

僕行きます(╹◡╹)と言った

 

 

言ったんだけど行ってからが大変で

それまでは数ヶ月に一回、製品試作で顔を合わせる程度だったのが

一ヶ月くらいだったかな?ずっと一緒に仕事をしていたら

 

 

普通に出張で行くのとは違ってだんだんそこの内情がわかってきて

いろんな人たちの性格とかがよくわかるようになった

 

で結構無理なことを言われたりしたけど

自分にしてはめずらしく文句も言わずに

一所懸命にたんたんと仕事をこなしていった

 

 

そうするとだんだん職場のみんなも協力してくれるようになって

最初は無理と言っていたのに終わりの頃には

僕のやり方を参考にしてくれて

なんとか自分たちでやりますと言ってくれるようになった

 

それでもそれから半年くらいはちょくちょく手伝いに行っていたけどw

 

 

途中でみんなと顔なじみになったからか

職場の飲み会にも招んでくれるようになって

すごく楽しかった

 

その帰りに滞在していたビジネスホテルまで

職場の女性の一人が車で送ってくれたりしたけど

そのときに

 

なにもしないから大丈夫♡

 

わざわざ言ってきたのを覚えている

 

 

どうしてわざわざそんなことを言う必要があったのか

ということなんだけど

まあそういうことなんだろう