Aircraft
米軍基地のある町で生まれ育った
外国が割と身近に有った
もちろん許可証がないと入れないけど
暑い夏でも寒い冬でも
テレビ観てても
授業受けてても
お風呂入ってても
突き刺すような爆音に全身が包まれる
身動きが取れなくなる
戦前なら防空壕にでも入るのだろうか
地震のように静まるまで待つしかない
見上げればすぐ真上に飛行機
運転手の顔が見えそうなくらいで
爆撃されるような気分にさせられるよ
いつからなんだろうか
同じ人間なんだろうか
どうしてみんな何も言わないんだろう
きみたちは平気なの?
基地のある周辺だけ我慢すればいいの?
子供の頃こんなふうに思ってた
大人になったらまるで気にならなくなったけど
それは基地のある町から離れて暮らすようになったから
基地があるのはいいと思う
産業は衰退していくけど
町に補助金がたくさん入ってくる
でもいろんな問題は解決して行かなくてはいけない
どう考えても明るい未来ではないから
Sécurité
基本的にいろんな人様のブログの記事を読むのは
楽しいけど
自分が文章を書く時だけは
まわりくどい文になるのが嫌で
文をいろいろ書き散らしたあとで
推敲しながら半分くらいごっそり削除します
長いだけの文章は途中で眠くなるかな?と思って
そういいながらも自分の文章は長かったりするんで
人のこと言えない。。。。。。(><)
妥当な長さって難しいですよね
話変わって
工場内にはよく『安全第一』って書いてある
看板とかポスターが貼られていると思います。
毎日 生産ノルマをこなしているとついつい
『安全』とか『品質』とかが おろそかになって
忘れた頃に必ず災害とか事故が発生するからです。
それを防ぐために企業は もううるさいくらい
安全教育に力をいれています
もう安全のためなら誰かが亡くなってもいいくらいの
勢いで安全を守らせようとします
ここまでくると本末転倒なのですが
やってる本人達は 本気すぎて 誰にもとめられません
僕は18で会社に入って
新人教育のあと 工場内のR&Dな部門に配属されました
職場は30人くらいの規模で(工場全体はその10倍くらい)
部長とその側近は その職場を創立した方々なので
絶大なる力をもっておりました
月に一度 安全大会 というのがあって
会議室に30人が 押し込められて 集合して厳粛に議事が進行されます
そのため換気が不足して 空気が希薄になり
眠気が襲って参ります。
しかし 途中でうつらうつら しようものなら、部長の側近が
顔を洗ってこい💢 と怒鳴ってきます。
怖いですね〜 恐怖政治ですよね
でも工場内には 指が無かったり片腕が無かったり
そんな方々が普通にいらっしゃって
最初に見た時はかなりびっくりしましたが
でもその方々は 別の職場に移動して
普通に活躍していらっしゃいましたので
特別視されることはありませんでした
まあ日本の製造業はほとんどそんなところばかり?ですが
しかし冷静に対処しながら仕事をすれば
安全は確保できる場面が多いのも事実ですので
安全教育に力を入れるのは仕方がないんですよね
それで
自分が 正社員になって少ししてから
ちょっとした事故が発生しました
僕から見て かなり年配のベテランの方が
機械に補充する油を少し排水口に流してしまったらしいんです
お茶目さんですよね
工場のすぐ横には、日本でも有数の大河が流れていましたので
流出させてしまうと最悪 工場の操業停止処分を受けます
みんな総出で 水道止めて 排水口たどって油を吸着剤に染み込ませて
流出を防ぎました
(実験室なので、規模が小さいのが良かったみたいです)
そりゃあもう、流出事故を起こした当人は翌日に職場の朝礼で平謝りです
まあ、油の流出させなければいいんで
この程度謝るのは仕方ないと
当然思いました
つぎに、今度は30代の方で
仕事で使うカッターナイフでかるく
怪我をしてしまう災害が起こりました
学校で使うカッターナイフよりも大きめの業務用な感じのやつなので
間違うとばっさりいってしまうほど危険なものです
それが傷口を糸で縫ってなんとかなるレベルで済んだなら
不幸中の幸いと表現するしかないのですが
翌日の朝礼で災害の当事者は
かなり皆んなの前で謝っていました
え? なんかおかしいと思いませんか
怪我をして病院に行った人間が
謝らなくてはいけないんですよ
被害者は誰なんでしょうね?
まるで怪我をした本人ではなく、その職場が被害者だと
いうのでしょうか?
僕はそれに違和感を覚えたのですが
怪我をするのはいい事ではないので
まあ仕方がないかとやりすごす事にしました
それから一年経って 仕事に少し慣れてきたなと思った頃に
今度は自分が カッターナイフで手を切ってしまいました
傷口を見ますと パックリ開いて
中から白いものがこんにちわーしてました
絆創膏貼ってなんとかなるレベルを超えているのは
この頭でも 理解出来ましたので
人生が終わったなと思いました
人生オワタ\(^o^)/
切った直後は血って出ないのねと思いました
痛くもないし
面白くなったので
近くに居た同僚にそれを見せました
とても嫌な顔をしていました
そりゃそうです、そりゃそうですよ
そんなもの見せられたらそうなりますよ
とにかく汚れた身体になってしまったし
徐々になんか吹っ切れてきたので
上司に報告する事にしましたが 留守だったので
あの、部長の側近の怖い主任が僕を病院に
連れて行ってくれることになりました
で、その人が病院に入る前にこう言いました
お前は
本当のことを病院に言うな
個人的に何かで怪我をしたと言え
仕方がないので仰せの通りにしました
( 何針か縫いましたが、非常に痛かったです。
治癒に一ヶ月くらいかかってその間 痛くて寝れませんでした。)
その結果、治療費は自腹となりました
当然 翌日の朝礼は皆んなの前で泣きながら平謝りです
誰が被害者なんでしたっけ?
あ、職場のみんなか。。。。なら仕方ない
とはならないでしょ!
何かがおかしいのですが、ほかに方法を知りませんでした。
僕はこの時はブラック職場に就職したんだから
仕方ないという気分だったのですが
何年か何十年か経って 部長さんは代替わり
側近の人たちも転勤していき
自分たちがメインになるに従ってこの特殊な
安全の雰囲気は 少しずつ変わっていきました
けがをしても 翌日の朝礼でひとこと
『すみません』というだけで
別に 責められる雰囲気もなくなりました
そうなると不思議に 災害も減っていきました
安全って 職場のためではなく
従業員のために あるんだから
当然ですよね
coming out of the closet
この世界にデヴューしたとき
人生がすべて変わる気がした
強制的に思い込まされてた正しい生き方は
息苦しかったから
でも
まるっきり別の人間になるくらいの衝撃だった
図書館にあるいろんな本には
人としての生き方について書かれているけど
どれもこれもLGBTについては省かれていて
本当の人としての正しい生き方の本は
まだ出てないんじゃないかなって思うんだ
人間としてのレールを踏み外す
つまり
結婚出来ないという疑念は
お見合いを経験して確信に変わった
こんなに面倒くさいんなら
結婚なんて出来なくてもいい
そして敷かれたレールの上を歩けなくなると
それから先の人生の保証とか全く無くなる
その代わりに
人一倍悩んだりするけど
心の中が自由になってちょっぴり賢くなる
それで今度はこれをどうするかで悩むようになる
身近な人に話しても
本当の自分を押し付けてしまうようになるし
そのまま黙っていたら
この心苦しさは一生消えない
生きている間だけずっとこの苦しみは
どこにでもついてまわる
言うのか 言わないのか
大問題であることに間違いはない
僕はわざわざ言う必要はないって思った
みんなと違って僕の身の回りには残念ながら
理解者はいないと思ったから
言わなくてもわかる人はわかるし
言われないと気づかない人なんて
君のことをなんとも思ってないから
たまたまユーチューブを観てたら
NHKから国民をなんとかみたいなひとが
質問を受けてそれに答えていた
それは
同性婚についてどう思いますか?
って聞かれていて
LGBTのひとにもそれなりのことはしてあげないと
いけないことは理解できるけど
必要以上に権利を主張しているのはおかしい
ということだった
選挙期間中という身分の関係から
質問に直接答えてはいない内容なんだけど
おそらく立花はのんけで
その立場から当たり障りなく答えたんだとおもうけど
最後に立花が付け加えたことにちょっと
面白いなと思ったのは
これらは全部
カミングアウトしている人たちだけの意見であって
そうでない人たちの意見が表に出てきてないのでは?
ということだった
そうなんだよね
いつまでも黙っていたい僕たちの意見は
だれが言ってくれるの?
確かに結婚したらもらえる
配偶者手当とか控除とかうらやましいんだけど
これって仮に同性婚が認められても
カミングアウトしないと
その恩恵には預かれない
という事がなんも考慮されていない
多分 役所に申請する段階で社会的なカミングアウトに
なると思うんだよね
黙っていたい権利って
あると思うんだよね
誰も傷つけたくないから
好きな人とだけその気持ちを共有していたい
という大切な気持ちを
考慮して頂ける権利って大事だと思いませんかね
その上で
なんかそういったマイノリティーみたいな
人たちを救済できるまろやかで優しい仕組みが
僕たち自身でなんか作れたらいいんだけどな
僕はなんも出来ない無能君だけど
なんか出来るかもしれないし
なんも出来ないかもしれないけどさ