今となってはかなり昔
いわゆるデヴューをして
雑誌の文通欄で異人さんと知り合って
半年くらい付き合って
わかれてひと段落ついた頃に
なんか友達を作りたくなり
『gender』な
サークルに入ってみた
年齢構成は、10代から40代くらいで
でも大学生の多い
とても若いサークルだった
女性も外国人も居て
クリスマス会や
ボーリング大会それから
LGBT活動してる人も居たので
1〜2ヶ月に一度くらいのペースで
勉強会もしていた
僕は『gender』なんて言葉の意味は
あんまり理解できなかったけど
世界を変えなくては暮らし易くなれない
ような気が漠然としていたので
もう必死になって
討論に参加していた
みんなはみんな ひとりひとり
少しずつ違う考え方を持っていて
とてもじゃないけど
考え方の方向性を合わせようなんて
出来るわけもなかったよ
それで少しずつ気がついてきたんだよね
これは『gender』の問題ではなくて
人間としての生き方だなと
性にとらわれてはいけないんだと
結局
サークルのリーダー的な存在の人も
一年くらいの活動を経て
精神的に疲れてきたのか
リーダーを交代してしまい
僕もだんだん深く関わる事も
なくなっていき
サークルメンバーだけど
活動には無関心だった奴とだけ
いまでも付き合いがある