毎年 米軍基地が無料開放になる特別な日があって
毎年遊びに行っていた
僕の頭の中は洋楽でいっぱい
そして アメリカ大好き(╹◡╹)
本とかグッズを買ったりご飯を食べたりしたら
日本円はすぐになくなる (;_;)
それは
必要以上に円の価値が低く抑えられていたからなんだけど
まだおバカな自分には理解できなかった
やがて就職活動をしなければいけなくなり
シャープを落ちたので
遥か遠くの町の工場に集団就職する事になった
たった一人知らない人たちのなかで
安い安い給料を頂きながら
会社の寮は一部屋に4人暮らし。。。。
プライバシーなんてないから
自分のベッドのうえでずっと引きこもってた
入社の前年に
『日航機墜落』
(坂本九さんも亡くなって日本人もアメリカ人も両方ショックを受けた)
『プラザ合意』
(両替のときにもらえるドルがどんどん増えてってなんのこっちゃ?ってなった)
『ハレーすい星接近』
(マスコミが大騒動のわりには実際は全然見えんかった💢』
(全世界のひとが震えた(マジで))
大事件ばかりだったんだけど
仕事が大変すぎてそれどころじゃなかった
その意味も全くわからなかったし。。。
仕事は新工場の立ち上げばかりで
すごくすごく忙しかった
ひょろひょろのガリガリ君だったのに
クズになった製品の中に(本当に)埋もれながら
どうにかなってしまうんじゃないかなって
未来に絶望していた
なのに実は世間は空前の好景気に湧いていたらしい
これがあとで出来た言葉の『バブル景気』
テレビをつけると世間の浮かれようは凄まじかったけど
同じ日本にはどうしても思えなかった
べつに給料は安いまんまだったからね
高校の奨学金も払ってたし。。。
それで周りの同期入社のヤツはどんどん辞めていった
信じないかも知れないけど
派遣社員のほうが待遇が良かったからね
もちろん単純に会社の景気はよかった訳だから
給料以外の面で言うと結構恵まれていた
工場行事に予算がふんだんにあるので豪華なゲストを呼んだり
研修にお金を出してくれたり
それだけ。。。(><)
庶民にはまったく関係のない出来事だった感じ
リストラされないだけましって感じ
それから15年くらい経って
やっと世間並みにもらえるようになったなと思ったくらいに
リストラされちゃった(//∇//)
だから多分僕の上の世代くらいが一番美味しい経験を
したんだろうなと思う
消費税を導入したくらいからだんだん
実景気は頭打ちになっていって
国民の利益は全部 政府の発行する
government bond
の中に吸収されていったように感じる
だれか解凍してもとに戻さないと
Revolution
が起きてからでは遅いですよ
政府の借金を減らせと言ってるんじゃないのよ
『解凍しなきゃ』と言ってるのよ