2000年の頃は 個人のHP(ホームページ)が開設されていて
それぞれいろいろな楽しい多様性にあふれた内容で
とても読んでいて面白いものばかりだった
その頃のWEB技術はPCの性能と合わせてまだ未熟なものだったけど
だからこそ個々人の才能が光っていた
今の 5ちゃんねる も 2ちゃんねるの当時の頃は
専門的な知識を持つ天才たちが性的嗜好の壁を超えて
毎日 とても興味を引く文章をぶつけあっていて
読み応えがある怪しいサイトだった
これはやがてニコニコ動画という YouTubeの機能を一部使った
サイトに発展してLGBTから小中学生まで集めて
なんでもありのとても楽しいワンダーランドになったけど
どちらも人が多くなり過ぎて 参加者のレベルも落ちて
怪しい雰囲気がだんだんなくなって
単純につまらないサイトになっていったけど
話をまた2000年の頃にもどして
しばらくしてこのはてなブログのようなサービスが
なんとなく始まって
毎日の事をつらつらと日記のように書きなぐって
それでも僕の事を知らない人たちが 時々 読みに来てくれていた
やがて mixi が知り合いの紹介という形式で徐々に始まって
LGBTが出会いを求めるためにみんな使い始めたので
個性的なHP(ホームページ)のほとんどが
更新の手間がかかるために消えていった (´;ω;`)
どんな才能もエロの前には無力
と言う事を知ったのですが
しかも偽名を使えば匿名性も担保されるような雰囲気もあったので
僕も友人の勧めで紹介してもらってから半年して参加して
そのあと当時付き合っていた相方さんにも入ってもらった
それでまた日常の出来事をいろいろ書いたんだけど
今度は知人が読むという前提条件があるので
すこし内容を考えてから書き込むようになった
それでも文章作成フェチなので
定期的に何人かが読みに来てくれるようになった
mixi 自体は恋人友人知人同士の連絡にも使えたので
横のつながりのある人にとってはこの上のないツールだった
いまのTwitter やLINE やFacebook やInstagram の先駆けなんだけど
運営が金儲けに走って老若男女が殺到し
一種の閉鎖性が売りだったのに
それを全部とっぱらってしまった為にLGBTが逃げ出して
廃れてしまった
友人の友人は他人だったために
参加者にLGBT否定するひとが多くなったら
もうそこには居られないよね
LGBT に受けないサービスは廃れるのがはやい
のかも知れない
さて、
LGBTにとって出会いをするときに必須なのが
匿名性
のんけだったら顔と名前を出して
それこそテレビにでも出て
大声で異性の募集をすればいいんだけど
ぼくらはそういうわけにはちょっといかない。。。
いかないのよ
匿名性や閉鎖性は必須なんだけど
サービスをする側にとってはそれは
お金儲けにつながらない
そのはずだったけど
近年の Twitter や Facebook や LINEやその他のサービスも
利用者が爆発的に広がるにつれて
LGBTも逃げ出すのかな? と思っていたら
みんなそれなりにどんどん使っている。。。
僕は途中で使わなくなったんだけど
多分 企業側が努力してどんどん便利な機能を開発していってるから
なんだろうね
でも自分が時代に取り残されていってるのもあるんだろうけど
もうネットには閉鎖性も匿名性もないんだろうなと感じる時がある
それはちょっとさみしい
もうひとつ別のがあったらいいんだけどな
ぼくたち 専用の だれも入って来れない
もうひとつの宇宙がね